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2012年10月4日木曜日

月島



 先日、二十数年ぶりで、月島(東京都中央区)を訪ねてきました。

 1984年まで約5年間、田町(港区)に住んでいたことがあるので、自転車でよく通っていました。「この姿は、いつまでもつかな?」と、当時から心配していましたが、その変わりようにビックリしました。

 前と同じように勝鬨橋から渡って行ったのですが、すでにその時点で高層マンション群が目の前にたくさん見えました。以前は、佃島の先に二~三棟あっただけでした。

 商店街は残っていましたが、シャッターで閉じられているか、もんじゃ屋になっているかのいずれか、という感じです。(もちろん、昔ながらの店もチラホラ残っていました。こういう店が残れるには、コミュニティの存在が不可欠なのですが、それが確実に崩壊しているとしか思えません。)

 商店街から入るとあった長屋は、まだ残っているといっていいのか、お店屋さんに変わっていると言ったらいいのか、それとも、3階建てぐらいの新居も建ち始めていると言ったらいいのか、変化は確実に起こり始めています。

 たまたま高齢化社会におけるサービスのあり方についてのワークショップを開くためにアメリカから来日していた2人を案内していたので、テーマと訪問した場所がピッタリあっていて、よかったかもしれません。

 月島と『ギヴァー』に共通点が多いかなと思い、このブログでも紹介する気になりました。でも、月島で起こりつつあることは、日本中で起こっている気はします。

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