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2012年10月23日火曜日

『ギヴァー』のコミュニティにおける評価と選考



 「選ぶ・選ばれる・選ばない」の続きです。
 このテーマは、私たちの社会の評価と選考と同じレベルで面白いと思います。
 基本的には、社会というのは評価と選考/選択で成り立っていると思わされます。

 前にも書いたように、「ギヴァー」のコミュニティは一つの年齢は50人しかいません。したがって、評価と選考もそれだけの規模が対象で成り立っています。長老たちの観察が行き届いたなかで行われているさまが、12歳の儀式の選考結果でよく伝わってきます。

 それに対して、私たちの社会(日本レベルであろうと、世界レベルであろうと)は自由な選択があるようで、実際は果たしてどれだけの選択が提供されているでしょうか? 自分がやりたいことを、どれだけやれているでしょうか? 夢見た結婚/家族生活が、どれだけおくれているでしょうか?


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