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2011年6月25日土曜日

「貢献」と「異和感」

 先日、ある人と話していたら、組織改善で大切なのは、「貢献」と「異和感」と言っていました。ウ~ン、まったくその通り、と思いました。
 あえて、「違和感」ではなく、「異」を使いたいそうです。確かに、「違」には「そむく」を含めて否定的なニュアンスが色濃くただよっているのに対して、「異」の方は「異なる」「疑う」など「オルターナティブ」なニュアンスが濃いと思います。

 それを聞いて、すぐに両方とも『ギヴァー』の代表的なテーマだと思いました。
 ほとんどそれらについて書いた本とも言えなくはないぐらいに。★

 さらには、授業というか、授業改善にも、この2つは欠かせないと思いますし、人と人との出会いにも欠かせないと思います。

 菅さんはじめ、いま政治に関わっている人たちも、震災地の復興とこれまでとは「違う」日本をつくり出すのに、この2つのキーワードを実行してほしいところですが、どうもあるのは「自分のことだけ」と「保身」としか思えません。(東京都の知事さんは、他にすること/考えることがないらしく、またオリンピックの招致活動に税金の無駄づかいをしたいようです。)


★ そういえば、これも前に訳した『エンパワーメントの鍵』(クリスト・ノーデン-パワーズ著)も、この2つのキーワードをテーマにした本でした。残念ながら本屋さんでは買えないので、図書館で借りて読んでみてください。

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