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2013年6月24日月曜日

都議選の結果



この件については、しつこくてすみません。
でも、これが次回の参議院選を決めるだけでなく、短期・中期に日本の針路も決めてしまいますから・・・

参院選の前哨戦として注目された東京都議選(定数127)は23日投開票され、自民党が全42選挙区に擁立した59人全員の当選を果たし、都議会第1党の座を奪い返した。自民の獲得議席は過去10回では1977年と85年の56議席を抜き最多で、全員当選は史上初めて。協力関係にある公明党も23人全員が当選した。共産党は現有8議席から倍増以上の17議席を獲得し、第3党に躍進。前回54議席と大勝した民主党は15議席にとどまり、第4党まで転落した。都議選では初の本格参戦となった日本維新の会も2議席と伸び悩んだ。投票率は前回(54.49%)を大きく下回り、過去2番目に低い43.50%となった。

上の文章から、何を読み取りましたか?

半数以上もの人が、政治を、そしてこの選挙制度を見限っている、という事実です。
期待が持てないから!
選択肢が提供されていないから!

これまでもそうですが、投票率が低いと自民・公明・共産は強いです。
固定層がいますから。
流動的な層の人たちは、すでに幻滅しているので(=選択肢が提供されていないので)、投票場に行くことすらしません!

これは、行かない人たちの問題なのか?
それとも、制度自体が抱えている問題なのか?

確実なことは、圧勝した側の人たちが、そんなことは考えないということです。
自分たちが勝てさえすれば、それでいいのですから。
官房長官が、「政策を認めていただいた証」と発表しました。
多数の有権者が選挙に行って反対票を投じないことをありがたがりこそすれ、みんなが投票するような仕組みを考えることに努力をするはずはありません。(それは、定数是正への取り組みを見ても、明らかです。選挙で勝てることが目的なのであって、その他のことは一切問題ではありません!)

マスコミも、残念ながら、この点に触れているところはありません!

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