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2010年4月13日火曜日

『ギヴァー』は、哲学書 その2

結果的に、今の時点で一番ピンと来た哲学書は、

池田晶子著の『14歳からの哲学』です。

今日は、章立てを紹介します。太字は、『ギヴァー』で扱っていると思えるテーマです。

Ⅰ 14歳からの哲学<A>
 ・考える1~3
 ・言葉1~2
 ・自分とは何か
 ・死をどう考えるか
 ・体の見方
 ・心はどこにある
 ・他人とは何か
Ⅱ 14歳からの哲学<B>
 ・家族
 ・社会
 ・規則
 ・理想と現実
 ・友情と愛情
 ・恋愛と性
 ・仕事と生活
 ・品格と名誉
 ・本物と偽物
 ・メディアと書物
Ⅲ 17歳からの哲学
 ・宇宙と科学
 ・歴史と人類
 ・善悪1~2
 ・自由
 ・宗教
 ・人生の意味1~2
 ・存在の謎1~2

『ギヴァー』では、13歳ぐらいまでのジョナスしか描かれていませんが、「14歳からの哲学」のほぼ全テーマが扱われています。そして、最初は「17歳からの哲学」は「歴史と人類」ぐらいしか扱っていないと思いましたが、読み直してみるとほぼ全部がおさえられている気がします。

★ 『ギヴァー』と『14歳からの哲学』の関連づけについては、異なる意見もあると思いますので、ぜひお聞かせください。

もちろん大切なのは、扱われているテーマの数ではありません。中身です。

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