以前、 「竜馬や岩崎弥太郎は先が見えていた」と書きました。しかし、もっと先が見えていた人というか、実際に体験してしまった人がいました。同郷のジョン万次郎です。
ジョン万次郎から見たら、竜馬も岩崎弥太郎も見えている範疇には入っていなかったかもしれません。
その意味では、ギヴァーから注がれた記憶を通して、ジョナスはジョン万次郎レベルで見えるようになってしまった人と言えるかもしれません。★
高知出身の山本一力さんが、いまジョン万次郎について書いているそうです。出版されるのが楽しみです。
しかし、見えることと、その人がどんなアクションを起こすかは、まったく別物のようです。見えていた範囲は竜馬の方がジョン万次郎よりもはるかに狭かったかもしれませんが、竜馬はアクションの人でした。ジョナスがそうであったように。
★ 周りのほとんどが見えていないのに、自分だけが見えてしまっていることは果たして幸せなことなのか、不幸なのか、とも考えてしまいました。おそらく、そんな次元を超えたものなのかもしれません。個人の選択を超えたレベルのことなのかもしれませんから。
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