今日からは何回かにわたって、学校などで『ギヴァー』を読んでどんなことができるのかを紹介していきます。★
さすがに530万部以上を売っているアメリカでは、学校の授業等でも頻繁に使われているようで、以下のようなサイトを含めて多数のサイトを見つけることができます。
http://www.lessonplanet.com/search?keywords=the+giver&search_type=related
http://www.mrcoward.com/slcusd/75.html
http://www.catherineshafer.com/giver.html
http://www.octc.org/forms/guides/GiverStudyGuidePages.pdf
それでは、1回目の「ジョナスのコミュニティへの体験ツアー」です。
ジョナスの住むコミュニティに観光客を誘致するためのパンフレットを作成するプロジェクトです。内容的に誤りがあってはいけないので、本をしっかり読む込むことが前提になります。
観光客誘致のパンフではなく、コミュニティの生活を体験するためのツアーを募集するためのチラシづくりの方がおもしろいかもしれません。
★ 学校時代を通して、国語の教科書に載っている教材を読まされたり(解釈を押し付けられたり!!)、夏休みの読書感想文を書かさせれるのが大嫌いだった私にとっては、この企画自体、かなり考えました。せっかくの本が、こんなことを提案しては嫌いになってしまうのではないか、と。また、文学作品は、読んでそれで終わりでいいのではないか、と。
あえて紹介することにしたのは、本の内容を深めてほしいという思いからです。授業等で使われる場合は、「これは、おもしろそう!」と思われるものだけをやってください。
また、ここで紹介する方法は『ギヴァー』に限らず多くの作品を対象にしてもできるものがほとんどだからです。ブッククラブのように(この時、『ギヴァー』を選択したのは4人の生徒のみでした)、本の選択を提供して行えば、押し付けによる弊害は解消できるでしょう。
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